2021年9月23日木曜日

中名田のいいとこパート③

 【加茂神社の例祭】

下田区に鎮座する加茂神社は、坂上田村麻呂が当地を訪れた際に、神のお告げを受けたことにより創建されたと伝えられる神社で、別雷神を祭神としており京都上賀茂神社と同神である。

10月の例祭では、浦安の舞が舞われ、出し物として、上田区、下田区の神楽、和多田区の棒振りに先導された大太鼓が3年交替で出る。また、おたふく、ちょろけん、天狗、夜叉の面をかぶった道化が付き添い、祭りを盛り上げる。








【六斎念仏】

和多田区に伝わるお盆行事であり、京都から伝わり、小浜市根来区から教わったとされている。

「南無阿弥陀仏」を唱え、詠唱に合わせ、鉦や太鼓を叩きながら踊る踊り念仏であり、悪鬼を払って仏を供養する。小浜市指定無形文化財の認定を受けている。

 



【松上げ】

中名田地区の他、小浜市口名田地区、おおい町名田庄地区の南川上・中流域の火まつりの民俗行事であり、京都から伝わったとされる。

8月下旬から9月上旬にかけて集落行事として行われ、中名田地区では、上田区、下田区清水・竹本、岸、山左近・脇原集落、和多田区上和多田・大原、塩瀬集落の6か所で行っている。

重木(杉材)の先端にモジ(藁で作った火受け)を取付け、河原に立て、そのモジに向けて,」点火したジン(松木を束ねたもの)を投げてモジに点火させる。

県外、市外からも写真撮影に訪れる写真家が絶えない。


           Konol.jp美しい日本、この1枚のブログより 抜粋




投稿者:田村の子

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