10月26日、境内樹木の伐採工事が完了しました。
近年、台風などによる倒木被害をニュースなどで目にする機会も増え、建物の近くにある大きな木が心配になることもあります。また、巨木化することで落葉落枝が多くなり建物を傷めたり、根が構造物の下に入り込んでしまい、その具合か悪くなるといったことも見られるようになりました。一方で、その防風機能や境内の雰囲気、”いわれ”などもありまして、伐る・伐らない判断は難しい面があり、区の集会などを通じて総代さんから意見聴取などが行われていましたが、住民減少と先々の負担を考慮すると、本堂などを出来るだけ健全に守って行くことを優先し、伐採工事を出来るときに行なう方がよいという意見が多くを占め、西面のスギを残しての伐採工事実施となりました。
最勝寺住職と総代さんによる祈願が行われ伐採工事は始まりましましたが(れいなん森林組合)、3日間で無事に完了しました。
「内部の腐朽が進んだ木も伐採され本堂への危険が少なくなったことや、境内清掃にかかる手間なども少なくなったので、今後の維持のし易さを考えながらお寺を守って行きたい」と総代さんは語っておられました。
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伐採着工の祈願 |
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施工前 |
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施工前 |
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施工前 |
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施工後 |
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施工後 |
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施工後 |
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空洞木 |
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空洞木 |
写真提供:田村薬師長田寺信徒総代さん
投稿者:きっこりぃ