2021年3月27日土曜日

小屋区の天然砥石

 『中名田誌』(昭和61・1986年刊)より

”小屋の砥石山について、古老の語るによると江戸時代からとも思われる以前から、〇〇(注:細かい場所は伏せます)地籍の砥石山で京都の鉱山夫により採掘され、牛に負わせて山道を搬出、良質の砥石を産出した。更に昭和40年橿原市の鉱山士が地元民数人を雇い小型ブルトーザーにより採掘を行い、数年を経て掘り尽くした。・・・”


私が小学校に入った頃(昭和48年)かそのちょいと前か、上田の小堂商店(りょうみせ)に行くと、”トイシヤマオッツァン”と呼んでいたおじさんが買い物をしていたことを記憶しているので、その頃はまだ採掘をしていたのだろうと思う。

今回、小屋区在住の大先輩から場所を聞いたので行ってみると、なるほど確かに採掘の痕跡があり、それらしい質の石片が残っていました。数年前に近辺をひたすら歩いて探したのは、まったく逆方向でして、そりゃあるはずないなと・・・😅。

ということで、かけらを1つ拾ってきて、どのような具合か試してみました。

しばらく水に漬けおいてから、整形砥石で平らな研ぎ面を少し作りました。仕上げ砥石らしい砥粒が出てきました。
















常用のナタを研いでみます








しばらく研ぐと、仕上砥石で研いだ感じに








新聞もスパッと切れました。なるほど・・・








ということで、かつて砥石山が中名田にあったということが確認できたのでありました。

中名田公民館に、小屋区の方から寄贈された小屋産砥石そのものがありますので、確認しに行くこともないのですが、自分で探してみたかったということで・・・😅。はい、気が済みました!😃

投稿者:きっこりぃ

2021年3月21日日曜日

今年度最後の行事(奉仕作業)

 毎年この時期は、区長会と田村のゆめづくり協議会合同の奉仕作業です。

日頃の活動拠点の中名田公民館の壁の清掃や網戸の張り替え、また、日頃の活動備品のスマイルカーの点検やタイヤ交換、除雪機の清掃や点検などを実施。




これで、令和2年度の活動は終了です。今年度は、コロナの影響で活動があまり出来なかったですが、これからの活動を一人ひとりが考えられる良い機会、1年であったかと思います。

投稿者:田村の子


2021年3月14日日曜日

権現さんの木が倒れたので・・・見谷集落のサンデー倒木処理!

  見谷の権現さんの境内に、根回りが一抱え半くらいあるタブノキの古木がありまして、3月12日の強風で、隣接するTさん宅の車庫敷地に倒れてしまいました。車庫への引き込み電線と壁の一部が壊れてしまったのですが、建物直撃でなかったのが幸いでした。


 倒木の根を見ると腐っていました。樹勢が弱っているなぁと感じてはいたのですが、実は枯れていたということです。


 ということで、見谷集落の衆は緊急出動です。「チェーンソーで人力運搬可能サイズに切って・・・何とかならんかなぁ・・・」とかいう思いもあったりしたわけですが、それでは何ともならんサイズでした。「これ、あかんやろ(^^;」ということで、本日もサッシサービス工業さんのクレーン付トラックにお世話になりました。人力だけだったらえらいことだったなと、作業しながらあらためて思った次第です。重たいことも大変ですが、広葉樹はその枝付きによって不安定になるので、機械で固定してもらえるかそうでないかで、切断時の危険度がかなり違うのです。



順調に作業はすすみまして、午前中に作戦終了となりました。大仕事が無事終了してよかったです!


写真:S社長

投稿者:きっこりぃ

2021年3月7日日曜日

いきいき100歳体操始めませんか。

田村のゆめづくり協議会では、いきいき100歳体操を地域で推進していきたいと考えています。
いきいき100歳体操とは、
椅子に座った状態で、DVDを観ながら30分から40分かけて行う体操です。
準備体操、筋力運動、整理体操の3部からなります。
動作の簡単な体操ですが、筋力運動ではおもりを用いて行うため、筋肉に不荷がかかり、筋力アップにつながります。
 
体操を行っている方の声では、
階段の上り下りが楽になった。
杖がいらなくなった。
地域でみんなが顔を合わせる機会が増えた。
ということですので、高齢になってもしっかり歩くことができ、寝たきりにならない身体づくりをしませんか。

高齢者クラブの方々と体操推進に向け意見交換をしました。



投稿者:田村の子