中名田地区の各集落で1月にお日待ち講が開催される。
お日待ち講とは、区民で太陽を拝し、五穀の豊作、家内、字内の無病息災を祈願する行事である。
一昔前までは、お寺で持ち寄ったごちそうでお酒を飲み、お互いの親睦をはかり、お天道さまが上がるまで楽しい一日を過ごしたようであるが、今は、方丈さんのありがたいお経の後、パックのごちそうをいただき、2時間程度でお開きになるところが多いようである。
昔に比べるとかなり簡素化されてきているが、隣近所とのコミュニケーション、情報交換としての場であることは変わりない。
投稿者:田村の子