10月6日から始まった神楽太鼓の練習が、14日に終了しました。
しんどい思いもありましたが、皆様のおかげで終えることが出来ました。
まだ課題も山積ですが、これも来年の祭りに向けての試練です。
天保10年(1839)の『薬師開帳附神楽入用控』(深野区有文書)によれば、深野区の神楽太鼓は、小浜中西町(現在の鹿島区)から伝授されたもので、木綿屋清助隠居・絹屋九兵衛・コウ之助(※コウは変換できない漢字・・・厂に光)の各氏から教わったと記録されています。
車のない時代ですので、その苦労は大変なものであったと思われます。
深野区夏祭りで毎年お世話になっている方が、鹿島区の笛の師匠であり、深野神楽20年ぶりの復活活動に支援を頂けたということも、「縁」を感じる出来事であり、有難いことでした。
以下は9月からの様子です。
9月4日・・・放生祭前の練習(鹿島区)を拝見
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9月4日 |
10月6日・・・鹿島区神楽の笛を拝聴
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10月6日 |
10月12日・・・鹿島区から7名の方々(区長・神楽保存会長・副会長・各師匠)をお迎えし、深野の神楽太鼓を披露しました。
神社奉納の譜である「つしま」~「せめ」を深野の譜に合わせて即興で打って頂きましたが、太鼓の音色と迫力に唖然と聞き入りました。後に保存会長さんから、小浜の神楽太鼓で一番上手な人だと聞き、なるほどと感心しました。
各セクションの話合いもあり、とても充実した時間でした
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10月12日 |
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大太鼓・小太鼓の練習風景 |
10月14日・・・秋空の下、初めて屋外練習を行ないました。
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10月14日 |
「祭りか??」と勘違いさせてしまいましたが、深野区民だけでなく、和多田区からも見に来ていただき、ギャラリーは10名以上になりました。
収穫を終えた田んぼを越えて、山にこだまして祭囃子は遠くに運ばれたのだと思います。
静かな田舎の環境に感謝!
祭囃子を聞いて駆けつけてくれる人情に感謝!
人の縁に感謝!
感謝・感謝で本年度の練習を終えました。
投稿者:伝説のシイ