まず、過去最大級の被害を中名田地区にもたらした、昭和28年台風13号からです。
福井地方気象台のサイトより
中名田という記載がありました |
昭和28年9月23日~26日(4日間)降水量が中名田で705mmだったらしいです。
この降水量が戦時中に乱伐された山に降り注いだのですから、大変なことです。
その台風(昭和28年13号)のコースなどを気象庁のサイトから拾いました(以下)。
この近辺だけ異常な降水量だった模様です |
当時の天気図や台風のコースを見てみると
9月25日 930hP |
伊勢湾~知多半島上陸~諏訪市というコース |
「台風が若狭湾上空で止まったんだよ!(それはないだろうけど)」と年寄りから聞いたことがありますが、台風の中心コースからはかなり離れているにもかかわらず、そう感じるくらいの長雨がもたらされたのだと思います。
記憶に新しい、平成25年の台風18号についてのとりまとめ資料(気象庁)より拾いました。
愛知県豊橋市付近に上陸 台風の中心コースから中名田は離れています。 |
9月15~16日の小浜観測点で413.5mm 時間あたりでは、昭和28年13号級でしょうか |
このあたり、たくさん降っています |
過去天気図を日本気象協会のサイトから拾いました
もっともひどかったときの天気図 前線とか台風からの雲とかが強雨をもたらしたようです |
台風は直撃でなくても被害をもたらすようです。これから本格的な台風シーズンがやってきますが、進路図だけ見て安心していてはいかんなぁ・・・と思った次第でした。
投稿者:きっこりぃ
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