和多田の六斎念仏は、市指定無形文化財の認定を受けながら、後継者不足等の理由で保存会が解散、中断していたが、平成11年に保存会が再び発足し、復活した。
近年も後継者不足を心配していたが、すばらしい信仰的芸能をもつ上和多田の六斎念仏として、祖先が残した貴い遺産、貴重な郷土芸能として残していかなければいけないと思う40代の若者?6人が、今年度から太鼓兼踊り子として立ち上がった。
お盆行事として、口名田地区の西相生区、国富地区の奈胡区は有名であるが、上和多田区の六斎念仏も見応えがあると思う。
7月中旬から毎週火・木練習 |
H24禅応寺での六斎念仏 |
8月15日(木) 施餓鬼供養終了後の17時45分~ 禅応寺
8月24日(土) 地蔵盆護摩供養終了後の19時45分~ 地蔵堂
※上和多田の六斎念仏は、明暦(1655年~57年)以前から伝授されたものとされ、京都から根来を経て上和多田に伝えられたという説と、京都から八が峰を越えて上和多田に伝えられたという説の二説に分かれているが、大正時代、六斎念仏の衰運をのがれるために、根来地区から導師を招聘してその芸能を学んだとされていることから、根来と上和多田の六斎念仏は同種のものであり、京都から若狭街道を経て根来へ、根来から上和多田へ導入されたものと考えられる。
投稿者:田村の子
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