8月15日(水)、禅応寺で行われるお盆の施餓鬼終了後、六斎念仏の奉納を行った。
この上和多田の六斎念仏は、明暦(1655年~57年)以前から伝授されたものとされ、京都から根来を経て上和多田に伝えられたという説と、京都から八が峰を越えて上和多田に伝えられたという説の二説に分かれているが、大正時代、六斎念仏の衰運をのがれるために、根来地区から導師を招聘してその芸能を学んだとされていることから、根来と上和多田の六斎念仏は同種のものであり、京都から若狭街道を経て根来へ、根来から上和多田へ導入されたものと考えられる。
すばらしい信仰的芸能をもつ上和多田の六斎念仏は、祖先が残した貴い遺産であり、貴重な郷土芸能として残していかなければいけないと思い、今年から30代、40代の若者?が立ち上がった。
この雄姿をご堪能あれ。
投稿者:田村の子
踊り手の曲線的な動きと鉦の音色がいいですね。祖霊に回向するという雰囲気がとても伝わってくる気がしました。また、笛のメロディーは、私たちの神楽とどこかで親戚関係なのだろうなぁ・・と思わせる部分があり、とても興味深かったです。
返信削除これは地域のお宝だと思います。
がんばれ!30・40代の若者!!