2013年11月23日土曜日

地の神講

中名田地区の民俗行事「地の神講」が11月23日(土)にあちらこちらで開催された。

地の神講とは、地の神の祭を営む講のことで、上田、下田、和多田、深野、深谷の5区に限られ、池田、杉山、大道、大江、木崎、芝、大岸・坂下、西本・東・橋本、大下、村上の十株がある。
地の神の社祠は、すべて株親または株内の所有地にあって、御幣・丸石・神札等を神体としている。 ※若狭小浜のデジタル文化財より

芝株社祠 丸石
同じ姓を名のる同族が祖神をあがめ祭り、親睦と団結を高めるために行われ続けてきたとされる。
※中名田郷土史より


神事は、当番が神酒・雑魚などを供え、藁で火を焚き、神を招き、他の講員はボタモチなどを持って参詣する。参拝が終わるとお講(直会)となる。



芝株お講
今年も、杉山・大江・芝・村上株が地の神講を行い、親睦と絆を深めた。

地域の絆の大切さを実感できる民俗行事のひとつである。

投稿者:田村の子


0 件のコメント:

コメントを投稿