へしこで博士号を取得された方なので、
「話し出したら大変な時間になる」(^_^;)
ということで、超短縮版の講義でしたが、大変興味深かったです。
座学の後は、鯖を背開きにして塩漬けにする工程の実習でした。
(来週はヌカ漬実習なのですが、出席できないのが悲しいワタクシです。) (T_T)
血合いをていねいに洗い流します |
寝かせる”姿勢”も大切なのです |
聞いたお話をまとめると・・・
へしこは小浜ならではの気候で育まれた食品で、正しくは”塩”と”米ぬか”だけで製造される。口伝に言われる漬け込み方や期間などには、長い経験に裏づけされた理由があり、有益な菌や旨み成分が増す絶妙なタイミングが計られている。科学的に分析すると驚くべきデータが提供される。
しかし、最近では、添加物が使われているものを多く見かける。その点において、へしこは大変な危機に瀕している。
とのことです。
利便性や経済性も無視はできませんが、そればかりに傾倒してしまうと失ってしまうものがある。そして失ってしまったものは二度と取り戻せない。
考えさせられます。
投稿者:きっこりぃ
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